それはマンゴー。

今日ワシは仕事帰りにマンゴージュースを買う。


何故に？


そう、飲みたかったから。


実は先日コンビニでとろけるようなマンゴージュースに出会ってしまう。
それはとてもトロけるのだ。疲れた体に染み渡るのだ。ビールに匹敵するのだ。


つまりとても美味い。


そしてワシは今日、その味が忘れられず自動販売機の前に立つ。
自販機の前で仁王立ちだ。なんてたくましい。山本譲二も真っ青だ。
サブ北島もシッポを巻いて逃げる勢いすら感じる。


かどうかは置いといて。


しかしこの時のワシはマンゴージュースが飲みたくて自販機の前で足を止めたのではない（どないやねん）
アクエリアスが飲みたかったのである。アクエリアスとはスポーツ飲料。
そう、スポーティーなワシにぴったりなのである。


かどうかは置いといて。


ポケットから小銭を出し自販機へ。
ワシのポケットは叩いてもビスケットは増えない。叩くとビスケットは砕けてしまう。


非常に残念なお知らせである。


そんな事は置いといて。


そしてアクエリアスのボタンと押そうと・・・ふと見る。
マンゴージュースが並んでいるではないかっ
ワシは悩んだ。この乾ききった体と喉を潤すのは・・・間違いなくアクエリアス。
しかし・・・あのとろける感動が頭をよぎる。右から左へ受け流す事など出来るはずもない。


ワシの指はマンゴージュースのボタンを押す。力強く、そしてしなやかに。


カラカラに乾いたワシははやる気持ちを抑えつつプルタブを起こす。
そして一気に流し込む・・・


ん？


流れ込んでこない・・・


「ドロっ」


んわっっ


その瞬間、一気にゼリー状の物体が、物体Ｘがお口いっぱいに流れ込んできた。
ワシはその物体Ｘで溺れそうになる。いや、半溺れだ。
いったいどこの惑星から何の目的でこの青き地球にやってきて器用に缶ジュースに忍び込み、そしてワシの喉から進入を試み見事、成功・・・とは考えなかったが（どないやねん）ワシは慌てて缶を見る。


「マンゴープリン」


プリン？


プディングやったのね。




だが・・・プリンを自販機で売らないで欲しい。
きっとワシのように純真無垢な人々が今日も日本のどこかで溺れているに違いない。





でも・・・美味しかった（照）




9/15(土)関目FLEX
毎月第三土曜定例ライヴ
出演　黄昏BluesmanRYO
大阪市城東区関目5-15-5 06-6932-6616　
st20:30 500yen　



黄昏web radio第１３回「黄昏トークvol.2」
http://unimix.jp/11ch.htm



なのよね。