吟遊詩人

昨夜ぶらりと行ってまいりましたよ。


何を隠そう・・・隠す必要もないのだが・・・
吟遊詩人は初めて行く店。ドキドキである。優しくしてねなのである。
どれぐらいのドキドキ感かと言うと・・・自動改札をぬける時ぐらいのスリル感に匹敵するのである。


普段、まったく電車に乗らない・・・車中心の近未来人のワシにとって電車は未知の世界。


「ちゃんと通れるだろうか？」
「通るときキンコーンって言わないだろうか・・・」
「キンコーンってなって皆の注目を集めてしまわないだろうか・・・」
「後ろがつかえて迷惑そうな顔で・・・チッ・・・素人かよっ・・・とか小声で言われないだろうか」


そんな心配がよぎるのである。


そんな感じで店に着く。
目的は黄昏屋でお世話になっている石山雅人さんのライヴ。
じょにぃちゃんもいた。途中でミキさんも現れる。


色々と刺激になった夜になる。
石山さんの歌を聞きながら色々考えさせられた。
不覚にも何度も涙が出そうになった。
しかしワシは男の子なので人前では泣かない。いや・・・独りでも泣かない。


ミキさんと色々話す。ミキさんは人間的にも非常に魅力的なおっさん（笑）
帰りは石山さん、じょにぃ、ミキさんと送って帰ったのだが、その話はイニシャルトーク（爆）
絶対にここには明かせない。決して・・・


非常に面白かった。
ミキさんはワシのご近所さん。ご近所マニアネタでも盛り上がる。
しかしミキさんの話はおもしろい。深みを感じるのだ。


石山さんもミキさんもほんと良き先輩である。
今、ほんとこの先輩方に救われている。もちろん他の音楽仲間にも。
好きな音楽に苦しめられ・・・好きな音楽に救われる。


ほんとなんじゃらほいだ。


そうやって・・・音楽にせよ、何にせよ・・・
答えは見つからないまま・・・歩いていくんだろうなと思う今日この頃。


今年３８歳。まだまだ若輩者。日々精進。
いい歳して若輩者だから・・・駄目なんかな・・・俺。


きっとそうなんだ・・・と・・・深夜の弁天町の汚れた空を見上げ・・・思った。





そうそう・・・
黄昏web radio第五回オンエアされました。
今回は「すのう」特集。聴いて下され。
http://unimix.jp/regular/ryo.htm