おばはん。

お久しぶりでございます。仕事に追われる実にカッコいい黄昏ビジネスマンRYOです。
バタクサしている間に何の断りもなく5月も終わろうとしている。ついでにガソリンもまた値上げする。
いろんな加工食品までもが値上りする。家計を圧迫するのだ。なんてこった。


と、ブログを放置していたのとは何ら関係ない。


それはそうと最近、変わった「おばはん」と縁がある。
つい先日の話だが・・・


ワシはある夜、風になりたくて（真っ赤な嘘）今里筋を関目方面へ愛車を走らせていた。
信号待ちで窓を全開にし、夜の風を感じてしると（嘘）車の後方から全力で走るヒールの音が聞こえた。
そのヒールの音がドンドン近づいてくる。何事？ワシは振り返ってみた。
すると水商売風の「おばはん」が右車線を全速力で走ってくるではないか。
ワシはあっけにとられ、ただその光景を見ているだけだった。


すると「おばはん」はそのままワシの愛車の横を走り抜け「右折レーン」に入り、スムーズに右折していったのだ。なんてセーフティードライバー。ファンタスティック。そして「おばはん」は夜の路地に消えていった。


素敵「おばはん」。


そしてこれもつい先日の話だが・・・
あれは確か夜中の12時頃だったと思うが、ワシはキッチンにて煙草を吸っていた。
ベランダの窓を開け夜の風をかんじていた（嘘）
すると隣接する裏の家のベランダから声が聞こえた。
裏の家は常に洗濯物を干しておりワシの家もすだれを施してある。
その洗濯物ごしに声がするのだ。


「・・・すいませ～ん」「・・・すませ～ん」


ワシは何か苦情でも言われるのかと思い恐る恐る返事をした。


ワシ　　　　「はい・・・」


おばはん　「すいません・・・私は昔、今里で歯ブラシでエズいてゲロ吐いた〇〇〇子です。」


ワシ　　　　　「は？」


おばはん　「どうしたら許してもらえますか？ほんとにごめんなさい」


ワシ・・・人生最大のピンチである。
びっくりするぐらい斬新な自己紹介。そしてそれを許せと訴えてきている。
どんな返事が一番いいのか・・・ワシはダラけていた脳みそをフル回転。


ワシ　　　　「いやぁ・・・許すも何も・・・気持は分かりましたんで・・・時間も遅いですし・・・おやすみなさい」


ワシはあまりにも衝撃的な自己紹介に圧倒されこの程度の事しか言えなかった。
ワシは惨敗し、すごすごと部屋にもどり煙草に火をつけた。


「すいませ～ん」


まだ言うか？このやろ。
ワシは正直、「おばはん」におもしろさを通り越し恐怖を感じていたためシカトを決め込んだ。


「すいませ～ん・・・私・・・やっぱり失礼な事をしてますか？どうしたら許してもらえますか？」


「あの・・・これ受取って下さい・・・」


ワシはそれでもシカトを続けた。
すると「おばはん」は・・・「やっぱり私、失礼な事してるんや・・・どうしよう・・・」と言い残し部屋へ帰っていった。


世の中にはいろんな人がいるんだなぁ・・・と思ったり・・・思わなかったり・・・ラジバンダリ。


しかし「おばはん」はワシに何を渡そうとしたのだろうか・・・
そしてあの衝撃の自己紹介はウケを狙っていたのだろうか・・・
何をワシに許してほしかったのだろうか・・・


謎は深まるばかりである。


そんな今日この頃、いかがお過ごしですか？


そうなんや。





タスポだるいから煙草やめようか・・・。